IDSデザインコンペで
新製品のデビュー

毎年開催される新潟県IDSデザインコンペは県内の地場産業に携わる中小企業にとって業種を超え、各々の参加企業の開発力やデザイン力を競う、一年に一度の発表の場です。

イシモクも1993年(平成5年)より出品、参加しております。 2007年までに12回、ほとんど毎年のように出品しておりました。
1994年の出品2回目でIDS奨励賞をいただき、この時に出した作品は桐床と桐の座卓、桐のあぐら座でした。

当時桐は、桐タンスという伝統工芸品の認定を受けた加茂の誇れる地場産業の高級な素材でした。 また、桐タンス産業に携わる誰もが従来のカタチにこだわった桐タンスという枠からはみ出さずに桐タンスだけを守り続けておりました。

当社は桐は桐タンスだけではない、もっと素材活用をしようと考え、発想の転換を図り新たな桐のカタチの追求に取り組みました。 桐の特性を最大限発揮したものづくりに力を注ぎ、温かさ、軽さ、柔らかさを活かした桐の開発が始まりました。

それが桐床であり、桐の座卓であり、あぐら座だったのです。 当時はこの桐の発想は画期的で、新しいカタチ(デザイン)と評価され、奨励賞をいただけたのだと思います。

これを機に翌年は桐のダイニングセットを発表し、IDS賞というワンランク上の賞をいただきました。

その後、IDSデザインコンペはイシモクにとって新製品開発の発表の場であり、またデビューの場でもあると考えるようになりました。

新潟県は技術の集積地です。三条や与板の刃物技術、燕のついき銅器、村上の堆朱、見附、五泉のニット、その他誇れる伝統産業や高度な産業技術が多くある県です。
各々の産業の個々がIDSデザインコンペに参加しますので木工や家具だけではなく、参加することは刺激になります。

イシモクは毎年最低1点はあたらしい製品を開発し、IDSデザインコンペで発表するという目標を社員に持たせております。

2003年には本道の創作桐タンス「きりあかり」で最高位のIDS大賞、グランプリをいただきました。
2004年には作品に対する賞はいただけなかったものの、開発に取り組む姿勢が評価され特別賞をいただきました。

今までにいただいた賞はIDS奨励賞が3回、IDS審査員賞が1回、IDS賞が3回、IDS大賞が1回、特別賞が1回です。

イシモクのものづくりは、必ずイシモクオリジナルのデザインで絶対に人の真似たものを作らないことが基本です。
それが誇りでもあります。
それが桐の第一人者としての誇りであり、任務だと考えております。

不思議なことにジンクスというか、賞に入った開発商品はあまりヒットせず、賞にもれた開発商品がヒットするのです。

受賞歴のご紹介

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