桐の家づくりサポート

私たちが追求する桐

床材として使用される桐板及び合板の熱移動特性を実験により評価しました。


桐の断熱性を体感してもらうために、ご用意している桐板と合板のボード。同一の室温環境で、実際に手を置いて触ってみると体感温度の違いがご確認いただけます。[写真右]
同一の室温環境での、それぞれの温度を測定します。温度数値が同じであることを確認します。
    ↓
それぞれの板の体感温度を確認します。
合板よりも桐板の方が温かく感じられます。
この体感を検証してみました。

試験内容と結果

皮膚表面温度測定

両床材の上に手を1分置いた後、手を離し、手のひらの表面温度をサーモグラフィにて測定。
手を離してから1分後では、桐板に置いた手の表面温度の方が低下が小さく、合板に比べ3.8度高く、また被験者の冷感も小さかった。それ以降は、徐々に両者の手表面温度の差は小さくなっていくが、5分後でも桐板の方が高い結果となった。

試験方法:
① 試料を10度×20%RHの環境下で一昼夜冷却する。
② 冷却後、試料の表面温度、試験者の両手の温度をサーモグラフィで測定する。
③ 試料のそれぞれの部位(桐板部、合板部)に片手ずつ1分間置き、
  1分後の試料の表面温度、試験者の両手の温度を測定。
④ 5分後も同様に測定。

[温度変化]

桐板温度:27.2度
合板温度:27.1度
1分後の手の温度:27.6度

5分後の手の温度:24.3度

1分後の手の温度:24.5度

5分後の手の温度:22.3度



消費熱量測定

両床材の上に熱板を置いて、熱板を36度に保つために必要な電力(消費熱量)を経時的に測定。
熱板を置いて10秒後、消費熱量は最大になるが、その時点での消費熱量を比較すると桐板の方が小さく、冷感は小さいといえる。これは「皮膚表面温度測定」と同様の結果であった。
それ以降は徐々にその差が小さくなるが、5分後でも桐板の方が小さかった。

試験方法:
① 試料を20度×65%RHの環境下で放置する。
② 試試料のそれぞれの部位(桐板部、合板部)にそれぞれ30度に設定された熱板を乗せ、
  その熱板が30度を維持するのに必要な消費熱量を経時的に記録した。


[消費熱量測定]


[接触温冷測定]

[消費熱量の変化]

qmax(熱移動量)測定

加熱された貯熱板(銅板)を床材に置いた瞬間の、貯熱板から床材への熱移動量(qmax)を測定。
qmaxも桐板の方がかなり低く(数字大=冷感大)、触れた瞬間の冷感が小さいといえる。

以上の結果から、桐板の方が床材として使用する場合、合板に比べて冷感が小さいと確認できました。

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