イシモクができること

健康・安心・環境に想いを込めて

桐を暮らしの中に取り入れることで、省エネ効果や高い安全性、そして私たちに癒しをもたらせてくれます。
桐を使うことによって人と環境への優しさすべてにつながっていくのです。
「桐の素晴らしさを伝えたい」そんな想いからイシモクでは桐のある快適なライフスタイルをプロデュースしています。


イシモクがお届けする桐とは


桐建材のご提供

イシモクは「桐暖」をはじめとした桐材を、工務店様や建築関係の会社様にご提供しております。桐に包まれる心地よさを一人でも多くの人に感じていただきたいという思いのもと、品質の良い桐を、良い状態でお渡ししております。
建付け家具の製作も可能です。ご希望のサイズ・デザインをお伝えください。目的に合わせて仕様もご提案いたします。




桐空間をプロデュース

施主様のご要望に合わせて、桐を使ったお部屋のプロデュースもしております。
桐を使った壁材・床材・建付け家具に桐を使用したあたたかいリビングなど…。
桐を用いることで実現できる快適空間をご提案いたします。




オーダーメイドの桐家具

イシモクのオリジナル家具「桐子モダン」をあなたの目的、シーンにあったデザインやサイズにカスタマイズいたします。
お部屋に合わせたご希望の寸法でオーダーを承っております。個性的なインテリアをご希望の方には、デザイン提案も可能です。まずはご相談ください。

[ 対象商品 ]
・チェアー
・テーブル
・座卓
・ベビーアイテム
・その他

イシモク5つのこだわり


技術へのこだわり

現在、イシモクではモダンな桐アイテムも充実しています。製品の一つ一つに職人の匠の技が生かされています。創業より高いレベルをもったイシモクの技術者は、伝統工芸技術、創作技術ともに優れ、家具などの何度の高い加工も見えない部分まで美しく仕上げます。
特に私たちの原点である桐箪笥は、はがき一枚の隙間のために微調整を繰り返す技術や、微妙な湿度と気温の差による条件を考えて作る技術など、桐の特性を熟知した匠の技があって初めて作ることができるもの。この匠の技を原点としているからこそ新たに発展した製品が生まれるのです。
イシモクでは桐箪笥という誇れる技術を大切にしながら、新しい家具や製品に対応し、多彩な桐のライフスタイルを提案しています。


加工のこだわり

イシモクで用いる桐材は、良質な桐の産地である国河南省産。
現地では計画的に植栽も行っており、イシモクが指導管理した製材工場で製材から渋出し、天然・人工乾燥を重ねた板材を加茂の工場に輸入しています。
イシモクの床材をはじめとした内装材や桐建材・建具・家具にいたるすべての製品は、いわば made in KAMO です。


デザインへのこだわり

イシモクの家具は100%オーダーメイド。
お客様の家の間取りやスペース、家族構成などに合わせて、一からデザインをしています。
イシモクの製品はクラシックなテーブルからモダンなシェルフまでインテリアのデザインバリエーションは様々。お客様のライフスタイルに合わせたオンリーワンをご提供いたします。


仕上げのこだわり

イシモクの職人達は、桐を作り上げる伝統技術と現代のデザイン性に優れ、安全で優しい使う美を追求して仕上げています。 また触り心地の良い仕上げは何段階も磨き上げ、丁寧に想いを込めて仕上げ、2年の歳月をかけて自社開発した塗料を数回重ねて総仕上げ。
そんなこだわりから、耐久性と優しい手触りとぬくもりを合わせ持つ、イシモクの桐アイテムが生まれるのです。


信頼へのこだわり

お客様に満足いただけるものをご提供すること。
そして、それを長く愛用していただける中でのアフターサポート。
こうした交流の中で信頼関係を深め、お客様とのお付き合いをさせていただいています。
また、古い箪笥のリメイクも行っており、代々受け継がれ続けられる家具作りやそのお手伝いに取り組んでおります。

イシモクの桐製品について

イシモクが考える、理想の桐製品

  1. 安全な接着剤や塗料を使用しています
  2. 塗装方法は拭き塗り方法で塗膜を作らないので、桐のぬくもりを失わない仕上げになっています
  3. なめらかな手触りに仕上げています
  4. 塗料は桐の調湿効果を妨げない自社オリジナルの塗料を使用しております
  5. 水拭きも可能で、お手入れが簡単
  6. 傷やへこみなどの修復は、アイロンを使用し、簡単に手当てができます


汚れがつきにくく復元力も強く、劣化が遅い


現在、桐は日本での栽培が少なく、消費される80%が輸入材です。中国産の桐だから廉価ということでもありません。産地選び、材料加工に差が生まれるのです。
選りすぐった桐を自社の管理のもと、長く愛用いただける素材づくりをしています。 渋抜きや乾燥の工程が後に使用していただく際に効果として表れます。工程を省いた廉価な素材と比べ、汚れがつきにくく復元力も強く、長く使用しても劣化が遅いのです。むしろ風合いとして活きる素材性を高めています。
違いは5年後、10年後にわかります。



類似品との違い

製材の違い


イシモクでは長い間桐タンスを手掛けていて、素材である桐を熟知した上で桐床を開発いたしました。

まず、板つくりをどうすれば良いかということが経験上わかります。丸太(原木)から製材する際、"イシモクCHINA"では当社が日本から持ち込んだ製材機で柾引きをさせて、材質のグレードを分けております。

Aグレード:柾目の細かい柾板のみ
Bグレード:粗い柾目と板目の混合材
Cグレード:辺材のたくさん入った材料

です。

しかし、"イシモクCHINA"以外の桐材工場では柾挽きをしている会社は希少です。柾挽きをしない限り、柾目板と板目板を分別することは難しいのです。
ですから、全て混合材となり、柾目の割合が多ければ、AとかAB、辺材が多ければBとかBCと、曖昧な判断基準で表示しております。辺材の部分は桐の成長段階で栄養や水分の通り道のため、虫が寄生している場合も多く施工後に虫が発生したり変色などのトラブルも多々聞きます。


では何故'柾板'か?

桐は木材の中でも比較的、伸縮が少ない材料です。
しかし、板目の部分は反りやくるいなどの伸縮が激しく傷みも早いのですが、柾目の部分は丈夫で伸縮も少ないです。
例えば、柾目と板目の混合材ですと伸縮の違いにより接ぎ目に割れが生じるおそれがあります。
見た目の判断でなくこういう材料は施工後のトラブルになりかねませんのでご注意ください。

渋抜きと乾燥の違い


桐は原木を製材した後、"渋抜き"という工程があります。その後に乾燥という工程に移りますが、この乾燥も時間をかけた自然乾燥で無ければなりません。
しかし中国では渋抜きと乾燥をしっかりしない工場が多いのです。そこできちんと渋抜きをしない材料を漂白剤でごまかし、乾燥もきちんとしないで含水率が高くバラつきが多いまま、出荷しているのが現状です。
それらの材料は日本に着いてから渋が出たり、施工後に渋が出たりします。また、乾燥がいい加減ですと板が割れたり反ったり虫が発生したりします。

塗料と塗装方法の違い


イシモクでは桐床を開発した当初、施工後のお客様がお住みになるという観点に立って、まず手入れが簡単な床に仕上げなければならないと考えました。
そこで桐の特性と質感を損ねない塗料探しが始まりました。自然塗料といわれるものを、ほとんどを取り寄せ実験・研究いたしましたが問題があり、人の安全性と桐のために独自開発したのがウッドガード。
私たちが考える理想の桐建材の条件をすべて満たす塗料となりました。この塗料は化学物質ですが工場で塗装した後、塗料が定着したら、身体に対する悪影響はほぼありません。塗装品で国の安全基準では最高であるF☆☆☆☆の承認を受けております。
類似品の桐で作られた床材は、無塗装が多いようです。「施工後、お好きな自然塗料で塗装してください。」と言って販売したり、"自然塗料と称したもの"を塗装して販売したりしている業者もいるのが現実です。
本来の桐ゆかは良質な材料と、この塗料と特殊な塗装方法により完成されたものです。こだわり無くして最適な桐建材の活用はできないのです。

"MADE IN JAPAN"であることの意義


イシモクでは桐の原木が多くある中国の中西部に製材工場を立ち上げ、製材、板作り部門として"イシモクCHINA"の生産活動をしておりますが、この工場では原板加工までで製品加工は加茂の工場で行なっています。なぜなら、前述の通り、刃物研磨の問題、精度の問題、意識の違いが大きいからです。
工賃の安さを優先して生産コストを下げ、不良品というリスクを負ってしまっては、使われるお客様にご迷惑をおかけすることになります。
桐床を開発して以来、皆様に安心してご使用いただける高品質の製品を目指しております。
桐製品の高品質は日本人の手でしか作り上げられません。なぜなら、"桐は日本人の心"だからです。
イシモクは心を込めてすべての製品(桐タンス、家具、建材、小物)を世に送り出しております。